昨日、京都で血圧管理研究会が行われた。この日は、代表世話人の日野原重明先生の100歳記念講演と、パーティーが催された。
日野原先生が家庭血圧の測定と減塩食を推進する運動を起こされた経緯と、それによってどれほど、脳卒中が減ったのかというお話は、私たちにとって示唆に富んでいて、興味深いものがありました。
また、心臓の音を詳細に聞くために飲み込めるマイクを発明したことなど、一般にはあまり知られていない研究や発見のユニークさには、驚かされました。
特に、昔の台秤で感度の高いものは、心臓からでる血液の勢いによって健康な人で、±1㎏も振れるというお話を初めて聞き驚きました。
±2㎏揺れる人は、甲状腺機能亢進症、大動脈弁閉鎖不全が疑われて、詳細な検査が必要になるということには、さらに新鮮な驚きでした。
私は、体重計の針が揺れるのは、体が揺れるからだと、簡単に考えていたからです。
たかが体重計で、そんなことまでわかるのはすごいことだし、気がつかないけれども、そしてほんのわずかなことかも知れないけれども。
私たちの体はこのような形で、刻々周囲の環境と、微妙な対話を重ねているのだなと、思いました。
血圧管理研究会が終了してから日野原先生の百歳記念パーティーが行われました。
去年も、99歳の記念パーティーがありましたが、このときに出された食事に大きな変化がありました。
立食形式ですが、野菜の量が今年は圧倒的に多く、また、ステーキのようなものがなくなっていました。
内場先生もこのことを指摘されました。
「今年は野菜を食べている人が多くなりましたね。
それに、野菜をてんこ盛りして食べている人がとても多い。
世の中の流れが変わってきたことがわかります」と。
最後に、日野原先生の作詞作曲の「愛の歌」の全員の合唱で帰途につきました。
「愛の唄」は、日野原先生らしい賛美歌でした。