2009年6月24日水曜日

原点に立ち返る


私が内場先生と出会ったこと、そしてNPO寝たきり半分を作ることになった原点は、
動脈の柔軟性を測定するformという機械を有効に利用する仕組みを作ろうという話の中から生まれました。

formという機械のとりわけ優れて特徴としているところは、トレンドを見れるというところにあります。

つまり、一人ひとりの記録が全部内臓のメモリーに入っていて、

測定するごとに、今までの記録とともに全部プリントアウトされて、
何十年前の記録でも被験者も直ちに知ることが出来るところにあります。

このことが何で重要かというと
歳を重ねるに連れて、動脈の血管がどの程度のスピードで変化しているかを、

被験者自身がたちどころにわかることです。

多くの機械は今日の測定結果しかわかりません。
鏡では、今日の自分の顔しかわからないのと同じです。

しかし、老化現象は今日明日起きるのではなく、何十年間もの間のまさに生活習慣の蓄積です。

自分の生活習慣の蓄積が、血管の変化として一度に見えることが大事だという理由です。
人は、血管とともに老いるという言葉があるそうですが、まさに老いていくスピードをしっかりと見届けられることです。

内場先生の話の中には時々、肌の老化のことが出てきます。
20年前と今日とでは、年齢を重ねて変化していることには、誰でも気がつくと思います。
でも、20年前の肌と今日の肌を瞬時に比較して、実感することは出来ません。


しかし、formという機械は、それが出来るのです。
しかも、身体の中で起きていることがわかるわけです。

私たちは、未来を知ることはできません。
生活習慣を変えて、だからといって、自分が最後まで元気で、生き抜けるのか。
家族に迷惑をかけないでいられるかという保証を得ることは決してできないでしょう。

でも、自分の血管の状態がどのようなスピードで老いているかを知ることから、
老化の進行を確実に遅らせる可能性を高めることが始まることは間違いないでしょう。

以上は、先日、formを開発した会社の最高責任者であった
中山憲治氏のお話を伺って、改めて思い至ったことです。

この機械を活用する方法を本気になって考えていきたいと思いました。


2009年6月12日金曜日

宮地元彦先生の講演


昨日、長野市で行われた医師の集まりの血管ケア研究会を聴講をさせていただきました。

国立健康・栄養研究所 運動ガイドラインプロジェクトリーダーの宮地元彦先生の講演でした。
宮地先生の講演は今回で二回目の拝聴をさせていただいたので、少し内容を理解し始めたように思います。

現代人は日常生活で身体を動かすことが極めて少なくなっている。
とすれば、どのように運動介入を工夫したらいいかがテーマデした。
要点は、以下のようなものでした。

運動をしなければいけないということは、みんな耳にたこが出来るくらい聞いている。
だから、やたらに運動を進めても無駄だ。

実際には、生活活動で体を動かすことといわゆる運動をあわせた身体活動をどう評価して、
健康に結びつくような身体活動量に持っていくかの工夫をすることが、
運動介入をする人たちにとって、重要なことである。

まず、運動習慣のある人には、ほめてあげる。
時々、運動しているし、今すぐにでも始めようと思っている人には、励ましてあげる。
運動しなければならないことに、関心を持っていない人には、仕方ないですねと共感してあげる。

など、人によって対応が別なのに、今までの運動介入は、一律に運動しなければいけないというだけの指導になっている。

というような内容でした。
そして今日、帰宅するときにJR伊那田島駅からバスに乗ろうと思っていたのですが、
電車が遅れて間に合いませんでした。
仕方なく、45分歩いて家につくと、その間が6000歩ぐらいにしかなっていませんでした。
結構歩いたなと思っても、6000歩。
「なるほどな」
歩数計を持つだけで何もしなくても運動量が増えるという昨日の話しの仕組みがわかるような気がしました。

そういえば、生活活動ということで一つ思い出すことがあります。
先日、狩猟民族の一日の歩行距離はどのくらいかという研究の記事を見たことです。
それによると大体、往復10キロぐらいだそうです。

健康にいいというようなことではなくて、
太古から、人間にとって、このくらいの生活活動量が生物として自然なあり方なのかもしれません。

とすれば、健康のためではなくて「自分にとって気持ちがいいなあ」という活動量を基準に生活の中で体を動かしていれば、自然に結果として、落ち着くところに落ち着くのかもしれません。

2009年6月7日日曜日

ノルディックウォーキング2



今日は、白馬ヤマトヤさんのドイツでの感想をご紹介します。


宿泊先の近くに公園があり、朝早くに皆、車で乗りつけてノルディックウォーキングをしていました。
ドイツでのノルディックウォーキングが約600万人位といわれていますが、
少し実感しました。
あらためて日本国内での普及活動に取り組もうと思っています。
健康のためにはやはり誰でも一人でできる安全で手軽なスポーツ+食事との組み合わせですね!

2009年6月6日土曜日

ノルディックウォーキング


「寝たきりを半分に減らす」の運動部門として、ノルディックウォーキングを推奨することにしました。

運動がいいということはみんな知っていますが、なかなか続けられないという人も多いのではないかと思います。

そこで、誰でも、楽しく続けられる運動のひとつとして、ノルディックウォーキングのグループと一緒に、活動することにしました。

ノルディックウォーキングは、クロスカントリーの選手が夏に行っていた練習から始まって、1980年ごろに、フィンランドで始められたものだそうです。

今、日本でもドンドン広がりはじめていると聞きます。

ノルデックウォーキングのことを話題にすると、ぜひやってみたいということが多いので、私もびっりくしています。

写真は、白馬ヤマトヤの松沢さんが最近ドイツで、撮ったものです。

2009年6月5日金曜日

臨床血圧脈波研究会へ行って来ました


先月30日に大阪の千里ライフサイエンスセンターで行われた「第9回臨床血圧脈波研究会」で、内場先生がポスター発表しました。


タイトルは、「トレンドで診るフォルムの症例」です。




フォルムという動脈の柔軟性を評価する測定機の特徴の一つは、1人の患者を長年の間追い続けて、その記録が全部残り、このことからさまざまなリスクを発見できることにあります。




今回の発表もそうした特長を生かしたものでした。


このような特徴を十分に生かした臨床研究では、内場先生は日本でもトップの部類に入るのではないかと思いました。


実際、ポスター発表での質疑応答は、素人の私にもかなり深い内容になっていることが、わかりました。




全国にあるこのフォルムを活用することで、寝たきりを半分に減らすというアイデアが、私たちのNPOの原点です。


今後、一般で使えるフォルムは、とても少ないのですが、生かせるものは最大限に生かせるようにしていきたいと考えています。