
昨日、長野市で行われた医師の集まりの血管ケア研究会を聴講をさせていただきました。
国立健康・栄養研究所 運動ガイドラインプロジェクトリーダーの宮地元彦先生の講演でした。
宮地先生の講演は今回で二回目の拝聴をさせていただいたので、少し内容を理解し始めたように思います。
現代人は日常生活で身体を動かすことが極めて少なくなっている。
とすれば、どのように運動介入を工夫したらいいかがテーマデした。
要点は、以下のようなものでした。
運動をしなければいけないということは、みんな耳にたこが出来るくらい聞いている。
だから、やたらに運動を進めても無駄だ。
実際には、生活活動で体を動かすことといわゆる運動をあわせた身体活動をどう評価して、
健康に結びつくような身体活動量に持っていくかの工夫をすることが、
運動介入をする人たちにとって、重要なことである。
まず、運動習慣のある人には、ほめてあげる。
時々、運動しているし、今すぐにでも始めようと思っている人には、励ましてあげる。
運動しなければならないことに、関心を持っていない人には、仕方ないですねと共感してあげる。
など、人によって対応が別なのに、今までの運動介入は、一律に運動しなければいけないというだけの指導になっている。
というような内容でした。
そして今日、帰宅するときにJR伊那田島駅からバスに乗ろうと思っていたのですが、
電車が遅れて間に合いませんでした。
仕方なく、45分歩いて家につくと、その間が6000歩ぐらいにしかなっていませんでした。
結構歩いたなと思っても、6000歩。
「なるほどな」
歩数計を持つだけで何もしなくても運動量が増えるという昨日の話しの仕組みがわかるような気がしました。
そういえば、生活活動ということで一つ思い出すことがあります。
先日、狩猟民族の一日の歩行距離はどのくらいかという研究の記事を見たことです。
それによると大体、往復10キロぐらいだそうです。
健康にいいというようなことではなくて、
太古から、人間にとって、このくらいの生活活動量が生物として自然なあり方なのかもしれません。
とすれば、健康のためではなくて「自分にとって気持ちがいいなあ」という活動量を基準に生活の中で体を動かしていれば、自然に結果として、落ち着くところに落ち着くのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿