厚生労働省が、約90000人を調べた結果が発表されました。
それによると、生活を楽しんでいる意識が強い男性は脳卒中や心筋梗塞を発症したり死亡するリスクが低いということです。
生活を楽しむ意識が低い人は、循環器系の発症は、高い人に比べて1.2倍高いそうです。
そして、死亡するリスクは、1.6倍にもなるということです。特に、脳卒中で、1.8倍、心筋梗塞で1.9倍と…。
しかし、女性にはリスクの違いはないそうです。
男性は、女性に比べてストレスに弱いということからそのような結果がでているというコメントが、でていました。(毎日新聞 2009年10月2日)
以前、生きがいを感じている人とそうでない人で寿命の違いを調べた研究を呼んだことがありますが、やはり、生きがいがあるかないかの違いが、男性は寿命に影響していたけれども、女性は関係ないという結果になっていました。
女性は、今を楽しむことが得意だし、男性は社会的な立場に対する不安がとても強い思いますが、そういうことが、関係しているのかなあ。
長野市大岡診療所の内場廉先生は、 「人が寝たきりになってしまう原因の半分は脳血管疾患(脳梗塞、くも膜下出血、脳溢血など)による」ことから、動脈硬化の予防に命を懸けています。 2007年に私達は内場先生の思いを実現する応援団「NPO法人寝たきり半分推進協議会」をつくりました。 このブログは、応援団とは別に自分の勝手な思いを書きつづってみます。
2009年10月3日土曜日
2009年6月24日水曜日
原点に立ち返る
私が内場先生と出会ったこと、そしてNPO寝たきり半分を作ることになった原点は、
動脈の柔軟性を測定するformという機械を有効に利用する仕組みを作ろうという話の中から生まれました。
formという機械のとりわけ優れて特徴としているところは、トレンドを見れるというところにあります。
つまり、一人ひとりの記録が全部内臓のメモリーに入っていて、
測定するごとに、今までの記録とともに全部プリントアウトされて、
何十年前の記録でも被験者も直ちに知ることが出来るところにあります。
このことが何で重要かというと
歳を重ねるに連れて、動脈の血管がどの程度のスピードで変化しているかを、
被験者自身がたちどころにわかることです。
多くの機械は今日の測定結果しかわかりません。
鏡では、今日の自分の顔しかわからないのと同じです。
しかし、老化現象は今日明日起きるのではなく、何十年間もの間のまさに生活習慣の蓄積です。
自分の生活習慣の蓄積が、血管の変化として一度に見えることが大事だという理由です。
人は、血管とともに老いるという言葉があるそうですが、まさに老いていくスピードをしっかりと見届けられることです。
内場先生の話の中には時々、肌の老化のことが出てきます。
20年前と今日とでは、年齢を重ねて変化していることには、誰でも気がつくと思います。
でも、20年前の肌と今日の肌を瞬時に比較して、実感することは出来ません。
しかし、formという機械は、それが出来るのです。
しかも、身体の中で起きていることがわかるわけです。
私たちは、未来を知ることはできません。
生活習慣を変えて、だからといって、自分が最後まで元気で、生き抜けるのか。
家族に迷惑をかけないでいられるかという保証を得ることは決してできないでしょう。
でも、自分の血管の状態がどのようなスピードで老いているかを知ることから、
老化の進行を確実に遅らせる可能性を高めることが始まることは間違いないでしょう。
以上は、先日、formを開発した会社の最高責任者であった
中山憲治氏のお話を伺って、改めて思い至ったことです。
この機械を活用する方法を本気になって考えていきたいと思いました。
2009年6月12日金曜日
宮地元彦先生の講演

昨日、長野市で行われた医師の集まりの血管ケア研究会を聴講をさせていただきました。
国立健康・栄養研究所 運動ガイドラインプロジェクトリーダーの宮地元彦先生の講演でした。
宮地先生の講演は今回で二回目の拝聴をさせていただいたので、少し内容を理解し始めたように思います。
現代人は日常生活で身体を動かすことが極めて少なくなっている。
とすれば、どのように運動介入を工夫したらいいかがテーマデした。
要点は、以下のようなものでした。
運動をしなければいけないということは、みんな耳にたこが出来るくらい聞いている。
だから、やたらに運動を進めても無駄だ。
実際には、生活活動で体を動かすことといわゆる運動をあわせた身体活動をどう評価して、
健康に結びつくような身体活動量に持っていくかの工夫をすることが、
運動介入をする人たちにとって、重要なことである。
まず、運動習慣のある人には、ほめてあげる。
時々、運動しているし、今すぐにでも始めようと思っている人には、励ましてあげる。
運動しなければならないことに、関心を持っていない人には、仕方ないですねと共感してあげる。
など、人によって対応が別なのに、今までの運動介入は、一律に運動しなければいけないというだけの指導になっている。
というような内容でした。
そして今日、帰宅するときにJR伊那田島駅からバスに乗ろうと思っていたのですが、
電車が遅れて間に合いませんでした。
仕方なく、45分歩いて家につくと、その間が6000歩ぐらいにしかなっていませんでした。
結構歩いたなと思っても、6000歩。
「なるほどな」
歩数計を持つだけで何もしなくても運動量が増えるという昨日の話しの仕組みがわかるような気がしました。
そういえば、生活活動ということで一つ思い出すことがあります。
先日、狩猟民族の一日の歩行距離はどのくらいかという研究の記事を見たことです。
それによると大体、往復10キロぐらいだそうです。
健康にいいというようなことではなくて、
太古から、人間にとって、このくらいの生活活動量が生物として自然なあり方なのかもしれません。
とすれば、健康のためではなくて「自分にとって気持ちがいいなあ」という活動量を基準に生活の中で体を動かしていれば、自然に結果として、落ち着くところに落ち着くのかもしれません。
2009年6月7日日曜日
ノルディックウォーキング2

今日は、白馬ヤマトヤさんのドイツでの感想をご紹介します。
宿泊先の近くに公園があり、朝早くに皆、車で乗りつけてノルディックウォーキングをしていました。
ドイツでのノルディックウォーキングが約600万人位といわれていますが、
少し実感しました。
あらためて日本国内での普及活動に取り組もうと思っています。
健康のためにはやはり誰でも一人でできる安全で手軽なスポーツ+食事との組み合わせですね!
2009年6月6日土曜日
ノルディックウォーキング

「寝たきりを半分に減らす」の運動部門として、ノルディックウォーキングを推奨することにしました。
運動がいいということはみんな知っていますが、なかなか続けられないという人も多いのではないかと思います。
そこで、誰でも、楽しく続けられる運動のひとつとして、ノルディックウォーキングのグループと一緒に、活動することにしました。
ノルディックウォーキングは、クロスカントリーの選手が夏に行っていた練習から始まって、1980年ごろに、フィンランドで始められたものだそうです。
今、日本でもドンドン広がりはじめていると聞きます。
ノルデックウォーキングのことを話題にすると、ぜひやってみたいということが多いので、私もびっりくしています。
写真は、白馬ヤマトヤの松沢さんが最近ドイツで、撮ったものです。
2009年6月5日金曜日
臨床血圧脈波研究会へ行って来ました

先月30日に大阪の千里ライフサイエンスセンターで行われた「第9回臨床血圧脈波研究会」で、内場先生がポスター発表しました。
タイトルは、「トレンドで診るフォルムの症例」です。
フォルムという動脈の柔軟性を評価する測定機の特徴の一つは、1人の患者を長年の間追い続けて、その記録が全部残り、このことからさまざまなリスクを発見できることにあります。
今回の発表もそうした特長を生かしたものでした。
このような特徴を十分に生かした臨床研究では、内場先生は日本でもトップの部類に入るのではないかと思いました。
実際、ポスター発表での質疑応答は、素人の私にもかなり深い内容になっていることが、わかりました。
全国にあるこのフォルムを活用することで、寝たきりを半分に減らすというアイデアが、私たちのNPOの原点です。
今後、一般で使えるフォルムは、とても少ないのですが、生かせるものは最大限に生かせるようにしていきたいと考えています。
2009年5月28日木曜日
頚動脈を診てもらいました
昨日、NPOの打ち合わせに大岡診療所に行ってきました。
お昼に、ラーメンをご馳走になりながら、
私が「前回のメタボドミノ研究会の頚動脈の話で心配になっているのです」というと、
内場先生は「診てみましょうといって、私の頚動脈をエコーで見てくださいました。
メタボドミノ研究会の話というのは、稲荷山医療福祉センター副所長 伊藤信彦先生のお話で、
「心臓から脳の方へ上がっていく総頚動脈が首のところで大きく二つに分かれている部分は、
最もコレステロールの粥状の固まり(プラーク)が出来やすい、
しかし、ここはある程度の年齢になるとみんなあるので、診断では無視されている。
しかし、ここのプラークは脳梗塞のリスクを高めるから注意が必要だ」
という内容のものでした。
この話を聞いて「私も67歳、これはやばい」と思ったのです。
7,8年前と比べて、知らないうちに血圧が高い状態が多くなってきていたり、
自覚的にも集中力が続かない、すぐ疲れる、睡眠時間が少なくなってきたなど、
じわじわと加齢による変化を実感してきています。
それに、最近アントニオダマシオという人の脳と感情、脳と意識についての本を
3冊、繰り返し読んでいることともつながっているのです。
その中には脳の障害は単に体が不自由になるということだけでなく、
心を不可逆的に変えてしまうことがあるという実例がたくさん載っています。
感情がなくなってしまう。
感情がなくなると推論、判断、目的に向かって意志を継続するなどの機能がなくなってしまう。
その結果、今まで調和の取れた人格を持っていて、人にも尊敬されていた人が、
脳のある部分に梗塞を起すと、人格がまるで変って、仕事も人間関係もめちゃめちゃになる。
という実例なのです。
「このようなことが起きてしまうのは例えば、感情を作り出す脳の部位(前頭前腹内側部)の細胞が梗塞や事故などで死んでしまったから」だそうです。
要するに、自分は自分でなくなって、まったく別の人格になってしまい、
それは、もう永久に元に戻らなくなってしまうことがあるというものです。
読んでいて、「自分」という存在にとって、恐ろしい出来事も起きることがあるんだなあと思いました。
そんなこともあって、総頚動脈のエコーを診て頂きました。
血管には薄くコレステロールがありました。
動脈の分岐点のところにも、少し出来始めていました。
でもまあ、まあどちらかというと、きれいな方だといわれてホッとしました。
写真は、私の総頚動脈です。
素人の自分にはよくわかりませんが、0.5ミリぐらいの厚さにコレステロールがついているそうです。

そのほかには、PWVという血管年齢の指標と、AIという心臓にどのくらい負荷があるかの指標を見ていただきました。
そして、「あとは、血中コレステロールを調べることですね」
と、内場先生に言われました。
動脈の問題は、今の自分の状態がわかると、対策を立てられる。
だから「寝たきりを半分に減らす」という取り組みが、意味を持っていると私は考えています。
例えば、いま総頚動脈にプラークが出来始めていても、
それは不可逆的な、運命的なことではないということです。
「そのプラークを成長させないように、あるいはプラークを減らしていくことが可能だ」ということにこそ、
私たち「寝たきり半分」というNPOの存在意味があると思っています。
お昼に、ラーメンをご馳走になりながら、
私が「前回のメタボドミノ研究会の頚動脈の話で心配になっているのです」というと、
内場先生は「診てみましょうといって、私の頚動脈をエコーで見てくださいました。
メタボドミノ研究会の話というのは、稲荷山医療福祉センター副所長 伊藤信彦先生のお話で、
「心臓から脳の方へ上がっていく総頚動脈が首のところで大きく二つに分かれている部分は、
最もコレステロールの粥状の固まり(プラーク)が出来やすい、
しかし、ここはある程度の年齢になるとみんなあるので、診断では無視されている。
しかし、ここのプラークは脳梗塞のリスクを高めるから注意が必要だ」
という内容のものでした。
この話を聞いて「私も67歳、これはやばい」と思ったのです。
7,8年前と比べて、知らないうちに血圧が高い状態が多くなってきていたり、
自覚的にも集中力が続かない、すぐ疲れる、睡眠時間が少なくなってきたなど、
じわじわと加齢による変化を実感してきています。
それに、最近アントニオダマシオという人の脳と感情、脳と意識についての本を
3冊、繰り返し読んでいることともつながっているのです。
その中には脳の障害は単に体が不自由になるということだけでなく、
心を不可逆的に変えてしまうことがあるという実例がたくさん載っています。
感情がなくなってしまう。
感情がなくなると推論、判断、目的に向かって意志を継続するなどの機能がなくなってしまう。
その結果、今まで調和の取れた人格を持っていて、人にも尊敬されていた人が、
脳のある部分に梗塞を起すと、人格がまるで変って、仕事も人間関係もめちゃめちゃになる。
という実例なのです。
「このようなことが起きてしまうのは例えば、感情を作り出す脳の部位(前頭前腹内側部)の細胞が梗塞や事故などで死んでしまったから」だそうです。
要するに、自分は自分でなくなって、まったく別の人格になってしまい、
それは、もう永久に元に戻らなくなってしまうことがあるというものです。
読んでいて、「自分」という存在にとって、恐ろしい出来事も起きることがあるんだなあと思いました。
そんなこともあって、総頚動脈のエコーを診て頂きました。
血管には薄くコレステロールがありました。
動脈の分岐点のところにも、少し出来始めていました。
でもまあ、まあどちらかというと、きれいな方だといわれてホッとしました。
写真は、私の総頚動脈です。
素人の自分にはよくわかりませんが、0.5ミリぐらいの厚さにコレステロールがついているそうです。

そのほかには、PWVという血管年齢の指標と、AIという心臓にどのくらい負荷があるかの指標を見ていただきました。
そして、「あとは、血中コレステロールを調べることですね」
と、内場先生に言われました。
動脈の問題は、今の自分の状態がわかると、対策を立てられる。
だから「寝たきりを半分に減らす」という取り組みが、意味を持っていると私は考えています。
例えば、いま総頚動脈にプラークが出来始めていても、
それは不可逆的な、運命的なことではないということです。
「そのプラークを成長させないように、あるいはプラークを減らしていくことが可能だ」ということにこそ、
私たち「寝たきり半分」というNPOの存在意味があると思っています。
2009年5月13日水曜日
キャベツダイエットと呼吸法で体重と血圧が改善
御木さんという方に会いました。
たまたま私の呼吸法のホームページをみてメールをくれたことが、きっかけです。
彼は、心筋梗塞、脳梗塞を経験していて、本当に取り返しが効かなくなってしまわないようにと、真剣でした。
「西式健康法で、生食も食べている」といわれます。
生食というのは、五種類以上の生野菜をミンチでどろどろに溶かしたものです。
それなら、話が早い。
「食べる順番が大事だ」ということからお話をしました。
それで、キャベツダイエットで、少しずつ体重が減りはじめました。
血中脂質なども改善していると聞きます。
2月に始めてあったころは、朝の血圧が、160とか、180あるということでした。
血圧が下がる呼吸法も効果があるようで、今では120台になり、呼吸法のあとでは、110以下になることもあります。
彼は、毎日の体重のグラフと、血圧の変化を自分のブログで発表しています。
「からだ ふあっと」にあります。ここをちょっとクリックしてみてください。
前屈をしている写真のすぐ右に、「私のダイエットグラフ」というのがあります。
グラフ上の右上の角に、黄色い小さな文字で「全期間表示」というのがあります。
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